6月20日
昨日はピッピの一周忌だったけれどそのことを口にしないで一日が過ぎました。まだ口に出来ない自分がいます。
そして今日はサッカー,ギリシャ戦。
帰省しているワタルと夫と三人で午前七時にテレビの前で朝ご飯。
ご飯と大根のお味噌汁、ししゃもと野菜のグリルとたまごやき メロンとさくらんぼ。 息子がいるとがんばります。
試合観戦後、小ドローイング。家事してからフィットの点検に行ってついでにハイブリッドフィットの試乗もして営業のお兄さんが大学までサッカーやってた話とか今日のギリシャ戦の感想を聞いてのちザザで映画を見ました。
『春を背負って』は全国ロードショーがはじまったところ。この山岳映画をぜったい大スクリーンで見ると決めていました。
本当に美しい山岳風景。ストーリーはベタにまっすぐでちょっと気恥ずかしいくらいだったけれどあの風景の中ではそうなるしかないと思えた。CGを使わないですべてを実写でという撮影。すごいとおもう。岩場も吹雪もアンザイレンも滑落も実写でスタントなし。
私はまた、3000メートルの山に登れるだろうか。登りたいなあ。そんな思いでスクリーンを見つめました。
私もかつてこんな雄大な自然の中に身をおいていたことがあったんだ、そのことも思いました。
自然の雄大さだとか、そう言う言葉を使ったらそれだけの平たいものになってしまいそうだけれど、なにかこう圧倒的なものを前に胸を打たれる経験は、スクリーンからだけでもこんなにすごいと思いました。
ストーリーや松山ケンイチもさることながら、あの山の風景を見に、もう一度映画館に行きたいと思っています。今度はひとりではなく、誰かと一緒に行きたい、誰かと一緒にあの風景を見たい、です。