展覧会のご案内です。
初めて、奈良で発表します。
『乾 久子 drawings』
会期 2016年4月23日(土)~6月19日(日) 10時から16時
会場 奈良・当麻寺(たいまでら)宗胤院(そいにん) 茶室および本堂内
〒639-0276 奈良県葛城市当麻1263 0745-48-2649
近鉄南大阪線 当麻寺駅より徒歩15分 当麻寺東大門より徒歩3分右手
クロストーク 『書の線・美術の線』6月19日 14時~16時
宮下寛昇(現代書家・当麻寺宗胤院住職)×乾久子
白鳳時代に創建された当麻寺(たいまでら)は国宝8点を始め多くの文化財の宝庫で、中将姫伝説や蓮糸曼荼羅で有名です。その中の宗胤院(そいにん)は、享禄、天文時代に当麻寺の営繕に携わった勧進聖の筆頭、宗胤院上人を始祖とするお寺です。
宗胤院は乾家の菩提寺でもあって、小学校3年生まで當麻にいた夫は、国宝に囲まれた境内が幼なじみとの遊び場で、当時はその価値もわからずにいたそうです。
今も乾家のお墓は当麻にあり、ご縁はずっと続いているのですが、義父の三回忌もあり、また、ご住職の宮下さんが現代書道をされていることから、このような機会をいただきました。
当麻寺では4月15日から5月15日まで、牡丹まつりが行われています。
5月14日には奇祭「練供養」が行われます。
美しい牡丹を愛でながら、あるいは、中将姫の現身往生の再現を見物しにきながら、もしくは、中の坊で精進料理をいただきがてら、作品を見に来ていただけましたらさいわいです。
today's piece というコンテンツでSNSにあげてきたドローイングや、『てとてとめ』というシリーズで制作しているステッチドローイング、ドライポイント作品などを展示する予定です。
ご高覧賜りますようお願い申し上げます。