12月7日
高知に着いたのが午前1時を過ぎていたので、作業の始まりは午前9時半ごろから。
沢田マンションに泊まって沢田マンションギャラリーでの展示という、楽しいことが始まる。
クルマで来た根拠は、くじドロ作品用に柏原さんに作ってもらった展示パーテーションをやはり使おうと思ったから。
やはりあのパーテーションがくじドロ作品を美しく見せてくれる。
くじドロ作品と自分のドローイング作品をどうリンクさせ、どう見せるのか、それが今回の最大の課題で、最終的にやはりそれは無理な話、、という結果になったとしても、やってみよう!!私はやる!とまなじりをけっして作業を始める。
はじめは全てひとりでやりきるつもりだった。
でも直前になって夫が運転手と搬入助手をかって出てくれた。わたしひとりの運転に相当不安があったのかもしれない。
設置をはじめてみると、やはりあの大きなドローイングをひとりではるには無理があった。手がもうひとりあったから出来たと思う。棚付けも水平の確認も。本当にありがたい。
そしてこれまでたくさんの人たちに搬入を助けてもらったそのことを思い出す。
くじドロ作品を中央におき、壁に私のドローイング。
ドローイングがこれまでと違って見える。
くじドロ作品集は、一冊ずつ棚にのせるべく棚を作って来た。
その棚をどう配置するか。
まとめてひとつの壁に展示するのではなく、空間内に、高さを変えて、制作順に配置した。
最近のステッチドローイングのパネル小品と、手製本が交互に織りなすように。
途中、ギャラリーの岡本さんが別の仕事で忙しい中、来てくださる。いろいろな助言。感性が鋭い人はシャープな言葉を放つ。ありがたい。
しばし中断そして再考。
くじドロ作品をカオスな様相で展示しようと思っていたけれどそれはやめた。
美しく見せる、という方向に、そして、時間発展のコンセプトをしっかり伝えるという方向に、でも時間発展はくじドロでも起こっているのだからくじドロの展示はやめないという方向に、決める。
くじドロWSで展示して来たテキスタイルほかかわいいものは出さないけれどくじのことばは大切だ、など。
いろいろなことを考えてまた今日も続きをおこなう。
夫はもう帰って行くからこれからはひとりで。
PCをもってきたけれどアダプターが不調で充電があと少しです。
できるかぎり展覧会記録をつけて行きたいと思っています。