あまりにたくさんの片付け仕事が押し寄せてきてブログを書く余裕が全くありませんでした。
覚え書きとして最近の読書メモ。
J.M.クッツエーの作品二冊
「マイケル・K」
「恥辱」
ともにブッカー賞作品。これらののちにノーベル文学賞もというJ.M.クッツエー、とても面白かった。
アパルトヘイト後の南アフリカが舞台。
日本という国の美しさと穏やかさが読みながら逆照射されてゆくけれど、極限の現実、貧困や暴力の中に真善美が露わになる。
何かが突きつけられたという読後感。
忙しいさ中でも、ページを繰りたくなった2冊でした。