6月にユニット展をした東京青山のギャラリー・トキアートスペースの方が来てくれました。6月のユニット展が、そこでの初めての発表でしたが、それ以前にも、いろいろな応援をして下さった方です。今回も、遠くから駆けつけてくれたことが、何にもまさる作家への励ましとなり、定点で作品を見続けて下さる方がいるということが、次の制作へのエネルギー源となります。(それはすべての、会場に足を運んで下さった方に言えることです)
CAVEのようなスペースで実験的なことをして行くことの意味について、今の日本のアートシーンについて、現在トキで開催中の私の友人の展覧会についてなど、話しました。
来年は、ベネチアとドクメンタとミュンスターがいっぺんにあるね、行く?と聞かれました。
行きます。ちょうど9月にドイツで発表もあるのです。このまえ、いっぺんにあったのは97年でした。あれからもう十年。いろいろ思い出しました。もしかしたら、けっこうがんばってきたかもしれません。この10年。だから、そんなに落ち込まなくてもいいのかもしれない。
夕方、フリージャズのM口さんの竹笛で、金属板にドローイングしました。突破口は開けるだろうか。