一日ライブペイントのドキュメント映像を流していたので、会場内はずっと、イダキと竹笛、オイルバーの音、が流れ続けていました。先週までとは随分違う雰囲気となりました。なかなかよいです。
もうひとつの映像の方もインターバルを入れ直してもらって、最後の修正。これまではずっと映像とドローイングのダブルイメージで提示し続けていたのですが、ときどきなまのドローイングだけが見えるような時間を作ったのです。一番エクスキューズの多い作品ですが、最後の悪あがきです。
この作品で明らかになった私の不十分さを、今日はストレートに批判されました。
『あなたにはセオリーがない』
なぜないか。
『それは、これまで積み重ねて来た展覧会のひとつひとつに対する批判性が希薄だからだ。』
こういう言葉を真剣に投げかけてくれる人がいるのは本当に貴重なことです。
しばらくこのことについて思考することになりそうです。