カテゴリ
全体 art全般 展覧会のお知らせ 展覧会報告 展覧会準備 制作日記 みてきた展覧会 こども 介護日記 音楽 読書 旅の記録 映画 教える仕事 自然 文化一般 ぐだぐだ レジデンス日記 くじびきドローイング 未分類 以前の記事
2023年 09月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 05月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 フォロー中のブログ
最新のコメント
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
まもなく始まります。 中之条ビエンナーレ2023 https://nakanojo-biennale.com/ 私は、くじびきドローイングワークショップで参加いたします。 6月に中之条のふたつの小学校で行なったエデュケーションプログラムの成果発表、会期内でのワークショップ、これまでの言葉の展示、そして、15年間のワークショップ作品全てをブック型の箱に収めたアーカイブ展示など、盛りだくさんの内容となりました。 中之条町は、自然豊かで人々は暖かく、古くからの温泉地や養蚕の歴史も有名です。 アートを巡る旅にお出かけいただけましたら何よりです。 リーフレットはこちらからです。 http://hisakoinui.com/images/news/news_230828_leaflet.pdf ![]() ![]() #
by hisakoinui
| 2023-09-07 17:25
| 展覧会のお知らせ
|
Comments(0)
8月6日、78年前広島に原爆が落とされた日、私は藤枝市文学館のお話の部屋でくじびきドローイングワークショップをしていました。 文学館ではちょうど田島征三展が開催中で、その関連イベントの子ども向け企画として開催していただきました。 くじドロを、生まれた土地である藤枝で開催できることはとても嬉しく、田島征三は好きな絵本作家なのでとても光栄な企画でしたが、なんとも人が入りませんでした。 おりからの酷暑で、文学館がある蓮華寺池公園には、人影もまばら。隣接の駐車場に車を停めて文学館まで歩くことすら躊躇するほどの暑さで入館者が少ないこともやむおえなかったか。当然、鑑賞者の流れをあてにしたワークショップであったのでこちらも人は入りませんでした。 ファシリテートのあいだは、普通はあまり自分でくじを引いたりはしないのですが、今回は余裕があったため私も1人の参加者となってみました。 『やさしいおげけ』というくじを引き、多分おばけのことかなと子どもの字から想像して、花の水やりをするお化けの絵を描きました。 そして、くじの箱には、『あねといもうと』という言葉を残しました。 姉が亡くなってから約1ヶ月。 姉への思いを重ねて残した言葉でした。 その言葉が引かれたのは八月19日の掛川、原泉でのワークショップでした。 引いてくれたのは小学三年生くらいの女の子でした。 原泉もまたまったりしたワークショップであったので、私は参加者全員とおしゃべりしながらファシリテートしていました。 話してみると、その子は、一人っ子でした。 向かい側の席には小学生の姉妹が座っていたので、一人っ子ということをその子に言わせてしまったことをなんだか申し訳なく思いました。 でも、その子は私のそんな心配を軽々と飛び越えて、うちにいるんだよ、とその子の家に飼われている猫と犬の絵を描いてくれました。 18歳になるネコがお姉さん、今年うちに来たばかりの犬は、いもうとなの、と。 あねといもうとはひと色ではない。 たくさんの姉と妹がいる。 猫と犬だって姉妹になれる。 あねといもうと、という言葉を残した時、そもそも私はどんな絵を想像していたのでしょう? 私と姉との間にしかなかった、あねといもうと、がありました。それはまごうかたなき事実であるのだけれど、その内容を詳しく知るのは姉と私だけです。 私は、あねといもうとという言葉を残すことで私の知らないあねといもうとを知りたかったのかもしれません。 ほかの人たちはどんなあねといもうとなの? それを誰かに描いてほしかったのかもしれません。 そして描かれたのは年老いたネコとまだ子どもの犬。 こんなあねといもうともあるんだよとその子の絵が伝えてくれて、私はとても嬉しかった、私はとても救われました。 あなたは不幸ないもうとではないとこの絵が伝えてきます。あなたのお姉さんは不幸なあねではないと伝えて来ます。 いろんなあねといもうとがいるんだよと伝えてくれます。 くじドロの言葉は時々こんな奇跡を生んでくれるとまた思いました。 あの藤枝文学館のお話の部屋のあの日の空気と、暑い暑い原泉の旧製茶工場のエアコンのない作業スペースと、そのふたつを繋げて『あねといもうと』は、すてきに着地しました。 この絵が『あねといもう』とであった私たちを祝福してくれてでもいるようです。 ![]() #
by hisakoinui
| 2023-09-06 23:30
| ぐだぐだ
|
Comments(0)
佐鳴湖公園でくじびきドローイングワークショップを行いました。 佐鳴湖といえば、地元中の地元、今でこそ水泳にハマってプールにばかり通っていますがほんの少し前までは、私の日々の散歩の場所、読書の場所、お弁当を広げてぼーっとする場所、犬を連れて歩く場所、子どもたちと野いちごを摘んだ場所、子どもたちとタナゴやザリガニとりをした場所、何よりも、中学や高校でボート部にいた息子たちの試合を応援して来たところでした。 北岸公園は、最後に整備されたところで芝生広場がとても美しい。 ここの管理棟には、地元の人たちの佐鳴湖愛が集まっており、カメが飼育され、佐鳴湖の自然のあれこれが写真や実物で展示されてもいます。 近くに富塚協働センターという公民館があり、そこの職員さんである、野嶋京登さんが、ここ佐鳴湖北岸公園での野外ワークショップを企画されたのは四年前のことだそうです。名付けて、あおぞら協働センター。 佐鳴湖でワークショップなんて、いいなあ、私もやってみたいなあと思っていたところへ、くじびきドローイングをそこに繋げてくださる方が現れて、この度の運びとなりました。 画家の青島さんですが、彼は、鴨江アートセンターで行われたくじドロアーカイブ展を見てくださり、さらに、浜松城公園野外美術展でのくじドロにも来てくださって、ご紹介くださったのでした。 なんという理想的な展開!と誇張抜き嬉し泣きです。 行政の野嶋さんは、ワークショップのアーティストたちからはノジーという愛称で慕われていて、みかけは市役所職員というよりは路上ミュージシャンのような感じですが、情熱とエネルギーに溢れる素晴らしい人です。 初めてお会いした時、地域のコミュニケーションをこんな形で根付かせ広げ深めようとしている人がいることに感動して打ち合わせをしたものです。 彼は、ワークショップの当日には、富塚協働センターから佐鳴湖公園まで、椅子やらなにやらたくさんの荷物を乗せたリヤカーでやって来たのでした。 『あおぞら協働センター』が来年もあるかどうかは、野嶋さんが異動せずに富塚協働センターにいられるかにかかっているのだとか。 ひとりの行政の職員さんの発想と努力でこんなすてきな企画が生まれた、でも、それはひとりの人の仕事の域を超えないんだなと残念でもあります。それが地方行政の限界なのか。それを打ち破って広がる地方行政であってほしいものです。 当日の様子です。2023年9月2日 ノジーさんが、くじの日だ!と決めてくれました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() #
by hisakoinui
| 2023-09-05 21:41
| くじびきドローイング
|
Comments(0)
この家に住み始めることになった38年前、ボイラー室というものがあって驚きました。
セントラルヒーティングという設備のためのもので、給湯も暖房も全てボイラーをたいて行なっていたのです。 あなたたち二人で住むにはボイラーは不経済だからエアコンとガス式の給湯に変えておいたと義母が言っていましたが、(この家は元はと言えば義父の建てた家で、夫の家族が住んでいたのです)、ボイラーを撤去した後のボイラー室が裏庭の隅に残されたままだったのです。 そのコンクリート造りの2畳ほどのスペースに、私は昔描いた絵を始めさまざまな自分のものを逐次押し込んでいたのですが、ドアが壊れてきて雨が入るようだ、中のものを確認して不要なものは処分しようと最近になって夫が言い出しました。 持ち物は3分の1にしなくちゃと気持ちだけは断捨離モードに急になってきたこの頃の私なので、そうだね、全部捨てちゃって構わないと夫任せにしていたら、これには手紙がたくさん入っているようだよと、古いワープロの段ボールに詰められた手紙たちが運ばれてきました。 捨てられないから保管していたのだろうけれど、もう一度読み返したりするのだろうかと思いつつ、玄関の三和土まで運ばれた段ボールを放置していたら、私の留守中に夫が、いつまでも玄関に段ボールを置いておくのもどうかと思ったそうで、とりあえず空き部屋に運ぼうとしたところ、箱の底が抜けて手紙が全部出てしまったそうです。 話をそこまで聞いて、それはすみませんでしたと謝ったのですが、それでね、と夫が言うのです。 散乱した手紙の中に私の姉からの手紙を見つけた、ピアノの上に置いたから、と。 ピアノの上に、ピンク色の封筒が置かれていました。 宛名は私たち夫婦連名でした。 ぐいぐいした力強い姉の文字でした。 日付を見ると病気が一度少し寛解した頃に書かれたもののようでした。 「私は上がったり下がったりの日々を過ごしています」と冒頭にはありますが、 そこから続く便箋7枚に綴られていた内容は、叔母の家にかわれている猫と叔母の話、実家に現れたネズミを母が退治しようとしているがそれがかわいそうだからネズミ駆除の餌を本物のチーズに変えてやったといった話でした。 普通に読むと、大人が書くような内容には思えないけれど、なんだかおとぎ話のような内容でした。 私は、内容はもちろん、この手紙をもらったことさえ忘れていた薄情な妹であるわけですが、なんだか、いま、姉から届いた手紙のように感じました。 怒涛の忙しさがようやく一区切りしそうなこの頃、姉についてゆっくりと振り返る時間が生まれ始めたいま、姉は私にこんな贈り物をしてくれたのだと思いました。 泣いてしまいます。 #
by hisakoinui
| 2023-09-03 14:40
| ぐだぐだ
|
Comments(0)
長い間、ここに書かなかったので、また始められるか心もとないのですが、ツイッターにつぶやく様にふわっと書いてみようと思います。今日からは、もう9月なので。
姉の看取りの頃は余裕が全くありませんでした。 ともかく可能な限り姉と過ごす様にしていたけれど、くじびきドローイングのことが怒涛の様に押し寄せてもいました。 ワークショップを様々な場所で行うということは、その場所の数だけ、担当の人との打ち合わせと準備があるということで、現地の下見やメールのやり取り、広報のことなどなどに追われていたのかもしれません。 今日は、中之条ビエンナーレのリーフレットや、くじびきドローイングの広報物などを郵送したのですが、その中で古い友達への一通に姉のことを知らせる1行を書きました。 障害者の姉の保護者となってから、長い間、私は姉の毎月の通院の付き添いに行っていたのですが、まだその付き添いのことが続く様な気持ちでいる、と今の気持ちをふと書いてみたくなったのでした。 その1行を書いたら、なぜか涙が溢れてきて、そうだ、私はまだ、きちんと泣いていない、悲しんでいないと突然気づいたのでした。 姉のことを、少しずつ振り返って、ここに綴って行けたらいいのかもしれません。 それから、自分の活動の広報という通常業務も再開していこうと思います。 #
by hisakoinui
| 2023-09-02 00:24
| 文化一般
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||