自分で言うのもなんだが、最近私は料理の腕が2ランクくらいあがった気がする。
気がするだけでランクの根拠もないのだが、そして料理上手の人からすればすごい低レベルのランクなのだろうが、おいしく手際よく素材を生かして調理できたりするとにんまりしてしまう。やったね、という自覚が嬉しい。
それで夫に『このごろご飯おいしいでしょ?』と聞いてみたがべつにという。それでさらに、2ランクくらいあがってるのよ,腕が、とダイレクトに伝えてもみたが、そうかなという。きっとなあんだという顔をしたのだろう。前から君は料理上手だよなどと付け加える。別にいいけど。
それで無駄とは知りつつ、息子たちにも尋ねたが、返事すらない。
しかし、私にはわかる。私はちょっと前の私より料理がうまい。なのにこのことがわかるのは私だけという事実。毎日食べてる人たちがそういわないならうまくなってないんじゃないの、という人がいてもいい。わかっているのは私。
それで思うのですが、こうしたことは料理に限ったことではないのでしょう。
人には伝わらないけれど自分には圧倒的な自覚があるということ。
たとえば作品なんかも。
この種の嬉しい自覚は大切にしたいとおもいます。