様々な日常のことでふわふわしていて、美術モードになかなかなれないでいたが、おとといはグランシップで静大の卒展を見た。昨年秋の静岡での発表の時に手伝ってくれた大村恭子さんの作品みようかなと。
若い人はプレゼン上手いなあと思う。とくにプロダクトやグラフィックの人たち。
パソコンを介在させる作品はどれもクオリティが高く見えた。発想から完成までのプロセスに存在する時代の技術があるんだなと実感したのは、ファインアート系の作品との比較からだ。地道に絵を描くのってやっぱり時間がかかるんだな、とも気付く。未熟だったのではない。
でも総じてなにか圧倒的なものがあってほしかった。圧倒的な物量とか、もうやめてといいたくなるような繰り返しとか。
会場で柴田彰氏に会い、帰りの静岡駅までの半時をともにして楽しかった。建築の話、自分の制作の今とか、聞いたり話したり。美術畑の人とふれるとストレスが全くないことを再認識。PTAの打ち上げ会の翌日だったものね。
CCCに寄って本原玲子さんのワークショップの展示を見る。『100gのキモチ』
美しく完璧なインスタレーションだったと思う。本原さんえらいなあ。わたしもがんばろうと思う。