このごろ読んだ本。
アトリエ・ワン『空間の響き・響きの空間』
アトリエ・ワンは、ものすごく好きな建築家ユニットです。読後、目が洗われた感じです。
湯浅誠『どんとこい!貧困』
中学生向けに書かれた貧困問題の解説書。同じ著者の岩波新書『反貧困』も面白かったけれどさらにわかりやすかったです。
『溜め』と湯浅氏が呼んでいる精神的物質的人的財産の大切さを再確認したし、貧困を生み出した社会の構造があらためてはっきりしました。
ある著名なアーティストの方に『あなたはヒューマニズムが強すぎる』と言われたことがあります。でも社会について考えていることは、美術表現にとっても必要だと、湯浅さんの本で思いました。
ところで、MIXIからこのブログに来てくださっている方、ソーシャルライブラリーというアプリを始めました。ひまなときのぞいてください。読んだ本を本棚に並べるコンテンツです。アマゾンで検索した時に出る本の画像が自分の本棚に並んでて、ちょっと楽しいです。今10冊くらいならんでます。