新潮クレストブックという海外現代文学の翻訳シリーズがあるのですが、それがとても好きです。
最近読んだのは、ジュンパ・ラヒリ「停電の夜に」、ジョン・マグレガー「奇跡も語るものがいなければ」、アリステア・マクラウド「彼方なる歌に耳を澄ませよ」の三冊。
いずれもかるくはない内容で、さまざまなことを考えましたが、海外文学の面白さは、そこに描かれる、行ったことのない土地の自然のスケールの大きさや経験したことのない主人公たちの暮らしの詳細が、それだけでも、わたしを日常から解き放ち遠い旅へ連れて行ってくれることにもあるように思います。
日本のものでは、小川糸「食堂かたつむり」を読みました。これは話の内容よりも料理の内容に反応しました。やっぱりバーミックスのブレンダーがほしいなあとかも。
ほかには、
茂木健一郎「芸術脳」 対談集はわかりやすくていいです。
オノ・ヨーコ「今あなたに知ってもらいたいこと」
オノヨーコってなんでこんなに素敵なんだろう! bless you そして愛すること。そうだった。
スウィフト ガリバー旅行記(完訳版・福音館)を読み始めました。