11月10日
茅場町の森岡書店。予想よりずっとすてきな空間だった。書店と言うからにはもっと本屋さんメインかと思っていたのです。きれいなギャラリーでした。
そこから二人で新宿へ。
都庁のトーキョーワンダーウォールでやっている高木彩さんの作品を見る。
いやしかし、それ以前に都庁そのものにあきれたり怒ったり。無駄に豪華で使い勝手悪すぎです。
高木さんの大作は都庁の渡り廊下に展示されている。(その渡り廊下がワンダーウォール)
気鋭の新人の登竜門といわれるワンダーウォールだ。せつ子さんと二人で作品についてあれこれと喋る。私は、視界に定着する前の不完全な風景といった曖昧さが高木さんの持ち味のように思うので、描きすぎてないほうがいいように感じるが、描きすぎちゃってなんとかがんばっているうちに着地点が向こうから訪れてしまったみたいなのもあってせつこさんはそれがいいと言った。
作品を見る、というのは自分の制作態度を確認することでもあるんだなと気付く。
あまり誰かと一緒に作品を見たりしないからとっても新鮮でした。
都庁から紀伊国屋まで歩いたら30分もかかってしまいました。新宿、久しぶりでした。
せつ子さんと紀伊国屋で別れて、世界堂、東急ハンズ、ユザワヤで作品用に買い物。東京にはなんでもあるね。また息子と落ち合って夕ご飯を食べて帰ってきました。ベトナム料理。