今日はこの冬一番の寒さだそうです。センター試験は2日目で我が家にも受験生がいます。
自転車で出かける息子を見送って、ああ無事に送り出せたと本当にほっとしました。
5年前の今頃は、中三の彼と家にいました。もしも高校にも行けなかったら、この子の将来はどうなるのかと不安でいっぱいでした。
それよりさらに5年前、つまり10年前の今頃は、自分の育て方のどこが悪かったのだろうと、学校へ行かない子を前に自分を裁き続けました。
なんでもいいな、と思います。どこでも、元気に楽しく行けるところなら。
もちろん結果は楽しみですが、なにかもう十分な気がしてしまった今朝でした。
自慢の息子だと思います。
以前、悩みの渦中、子をもたない親友に言われました。
『いいなあ、そうやって子どものことでおろおろしたり悩んだり。』
自殺で息子を失った友達にも泣かれました。
『不登校なんて、うらやましい』
そのとおりですね。幸せなのだと思います。
このごろ、この10年間のことをよく振り返ります。おもに自分の作品についてなのだけれど、制作と生活はやはり不可分だったのかなと思います。