『あいだ』誌を久しぶりに読む。
定期購読しているのだが、その月に読了することはまれだ。未開封のまま2ヶ月以上放置されていることもしばしばだ。それでも、やめないでいるのは、じっくり読む価値があると確信しているから。
笠原美智子論があった。
作家論は巷にあふれているが、美術館学芸員論を読むのは初めてだ。
ずっと彼女の仕事に注目して来たので、興味深く読んだ。もっともっとこの類いの批評が必要だと思う。作家以上に時代を作っている人たちであるように思うこともあるから。
次の彼女の企画も必ず見逃すまいと思った。
マシュー・バーニーが好きな長谷川祐子論を誰か書かないだろうか。私が書いたらめちゃめちゃ悪口になりそうだけど、誰かが書くのを読んでみたい。