週末、絵描きのO君に誘われてボサノバのライブに行ってきました。袋井のマムゼルって初めて行きました。
feriadoという丸亀市在住のデュオでピアノもボーカルもポルトガル語もものすごくきれいでした。ボサノバといったら小野リサしか知らなくて、唯一もってたCDもこないだのアトリエのお掃除で処分したくらい私には遠い音楽だったのですが、生で聞くとあんなに美しいものなんですね。誰かの穴埋めで誘われたらしかったけど0君に感謝。
帰りの車中、レゲエを聴きながら
『乾さんは、お母さんやって先生の仕事もして展覧会たくさんやって忙しいですね』と言うので『忙しいけどかなり幸せなんだ、わたし』と答えると急に表情が明るくなって『実は僕が乾さんを誘ったのは、、、』と話してくれました。
僕が乾さんを誘ったのはまずは一人でライブに行くのは嫌だったからだけどその相手が乾さんであった訳は乾さんがすごく幸せそうにみえるからだ、僕は誰かと過ごすとしたらやっぱり幸せな人と一緒にいたいと思う、不幸な人と一緒にはいたくない、でもいくら僕がその人を幸せな人だと思っても本人は不満や愚痴が多いという事はよくあることでそう言うときはとても残念に思うのだけど乾さんはそうではないことがわかってとてもよかった今夜はありがとう
なんとすばらしい。
彼は昼間は絵を描き夜から明け方まで工場で働き土日はずっと絵を描いているという生活らしい。
僕が今描いている作品かなりいいよ、でもものすごく時間がかかる、だから今日もこれからすぐに帰って続きを描く、これでブレイクしたら三年後には僕はお金持ち!と言ったO君について幸せかどうかを私が言うことは出来ないのだけれど、自分の作品にそんなに自信が持てるなんてうらやましい。
幸せである事が幸せを呼ぶのはすごく幸せでそしてすべての幸せは自分で決められるんだと思えた美しいボサノバの夜、実はドタキャンしかけていたのだが行ってよかったです。