土曜日
柳沢紀子展のオープニングで名古屋へ。何があっても弱音を吐かない彼女の
バイタリティに脱帽。
日曜日
朝、アトリエへ。ほんの一時間だけ制作。コラージュ。ずっとやっていたかったけれど、実家に帰ることになっていたので途中でやめて帰る。
『罪と罰』は3巻目でずっと止まっていたが、読了。ずっと舞台を見ているような気分だった。ドラマチックなストーリーの原形があった。人間の本質に肉薄する記述が続く。多くの作家が下敷きにしただろうと想像する。もう一度読みたいと思った。この名作を若い日に読んでいなかったことが悔やまれもするが、これもタイミングか。『新訳が出たそうだから、もう一度と思って読んでみたんだけど、よかったよ。久子さん読みますか?』と貸してくれたのは夫の父。さっき、返しに行って来た。この環境にも感謝したいものだ。
『月下の棋士』全32巻読了(コミックスです)。二回目だけれど、こんなに濃いお話だったかなと思う。将棋の、勝負の世界のハードさが前よりリアルに感じられた。『あなたは、72手後に八2香で投了します』なんて言えるんだね。