3月15日
ベルリン
やはりここは大都会、ドレスデンとは違ってエキサイティングだ。
クロイツベルグを歩く。旧東側にあって、いろんな人種が渦巻く街。
アートセンターでのfukushima展を見る。
センター自体も、展覧会も、ものすごく面白かった。
ギャラリーでビデオ上映会。
人が集まってきたのは夕方遅くから。
多くが日本人だったが、二人のドイツ人が私の作品をとても丁寧に見てくれて嬉しい。
ipadで、東京や喜多方での展示もみてもらう。iPadはほんとうに便利、重たいファイルを持ち歩かなくて済む。
ビデオ上映自体は地味だったが面白い映像だった。企画の綿引さんのネットワークは強い、ビデオ作品もそうだし、この夜に集まった人々も皆彼女が引き寄せたものだ。確かにと納得できる魅力があること、よくわかる。
ずっと作品が好きだった手塚愛子さんが来た。ベルリン在住。輪郭線のくっきりとした方だった。かっこいい。そしてナイーブさと面倒見の良さも感じられた。
ルイーズブルジョワだって55歳を過ぎてからだから、という励まし。
ビデオアーベントは酒バーに移行し、ギャラリーをオーガナイズしている青沢さんはもとDJなので、やがて酒バーからクラブへ。
飲んで踊ってアートの話原発の話いろんな話をしてもうみんなヘトヘトになってお開きになったのは午前5時ごろか。
ベルリンの地下鉄は週末は一晩中動いています。
明け方に綿引さんとアパートにたどりつき、そのままベットに倒れこみました。
ディープなベルリンの夜でした。楽しかった。