3月20日
ルフトハンザ航空
三週間も家を空けてドイツに行くなんて、わたし出来るかしらと思っていました。
怖いものなど何もなかった若い頃とは違うのだもの、何も得るものがなくたって、ただ無事に帰ってこれさえすればいい、そんな思いで日本を立ったのに、三週間がたってみれば、それを短すぎたと感じる、濃い思い出に満たされた私がいます。
ルフトハンザドイツ航空は、中部国際空港とフランクフルト直行便があり、そこからドイツ国内線に短いトランジットで繋がっているので、よく利用してきました。
今回は初めて、旅行会社を使わず、インターネットでチケット予約をしました。予約と同時のクレジット決済で一度クリックしたら変更はできません。
23時間前にオンラインチェックインが出来る便利さを今回は実感しました。
カウンターに並ばなくてもPCやタブレットやケータイからチェックインでき、座席も自分で決められます。空港に着いたらただ荷物を預けるだけです。
行きはそれでもどこか心もとなくて、e-チケットのプリントアウトを持って行きましたが、帰りはそれもなく、iPhoneに届くメールの中のQRコードをかざすだけで、搭乗はもちろん、出国カウンターも免税店も通過してきました。
分厚い予約チケットを旅行会社で手渡され、それを大切に帰りの分も持って歩き、帰国前日には慣れない言葉でリコンファームだなんて、もうしなくていい時代なんですね。
さて、自分で決めた窓側の席、隣には人がいなくてゆったりしたフライトでした。ビールとワインをいただいて、ひと眠りして、名古屋到着。
日本の今日が始まります。