12月30日
今年もあと二日となりました。
アートドキュメントの振り返りもせぬままに終わって行くのかな。
来てくださった方々、気にかけてくださった方々、ありがとうございました。画像を近くアップロードいたします。よろしくお願いします。
30日になっても、年賀状が出来ていなくて大掃除もまだで、年内にやります!と約束したいくつかの美術のこともやれていませんが、アートドキュメントの後、たくさんのことがありました。
NANI部ミカン狩り。
三ヶ日は本当に美しくみかんはおいしく三ヶ日図書館でのゲリラブックトーク面白く素晴らしい一日でした。
NANI部WS
彫刻家木下琢郎さんによるリース制作。『わわわのワークショップ』アートセンターで。
自然素材でリース作りなんて何年ぶりだろう。楽しくて楽しくて4つも作ってしまいました。
いわき豊間小学校へ
津波被害のことを改めて思い、わたしはなぜ福島でWSをやろうとしているのかを思った。
福島のふたりの学芸員さん静大のS井先生豊間小の校長先生、この日だけでも少なくとも4人の忙しい人たちが私のWSのために時間を使ってくれました。ものごとは人と人との関係の中でダイナミックに動いてゆくとまた実感しました。育てて来た『くじ引きドローイングWS』を大切にしたいとさらに思いました。
10月と同様、警戒区域内の六号線をまた走り、放射性物質は見えないけれど心底恐ろしいことをその死の町の風景が再度強烈に伝えてくれました。
日本コラージュ展準備
年明けすぐに始まるギャラリイKの企画展に向けての準備に拍車をかける。
御前崎方面への取材。撮影、モノ集め、インタビュー、プリント、テキスト作り、etc.
アトリエで作品を仮設置してひとりゆっくり眺める時間をもつ。内側から静かに湧いてくる思いを自分ひとりで受け止めて作品にして行く時間。私のとても大切な時間。完成まであと少し。
今年はお餅つきもしなかったし、クリスマスケーキも焼かなかった。怒濤の年の瀬になってしまったけれど昨日は母の家と姉の施設に行き、ふたりの為に一日を使うことが出来ました。
そして、今日は久しぶりに大好きな新潮クレストブックシリーズ一冊読了。忙しいと言いながら本を読んでしまうのはテスト期間中の高校生みたい。でもとっても面白くて一気に読み終わりました。『終わりの感覚』ジュリア・バーンズ 土屋政雄訳。
そしてたぶん、年の瀬切羽詰まっているから読書だけでなくブログ書いたりもしているんでしょう、成長しない私です。
でも、ごちゃごちゃの台所でさっきふと思いました。
いつも私はいろいろいっぱいあるのだけれど、あったのだけれど、それは、足し算じゃなくてかけ算な感じだなと。二倍3倍はないのだけれど、昨日までの自分×1.0003とか、かすかに1より大きい数字をかけてる感じ。それと、足し算で溜め込んでるというより、いろんなことをかけ算した答えひとつだけを持って今日がある、みたいな感じ。根拠も何もないのですが、そう思ったらなんだかぱーっとしあわせな気分です。
それでは、そろそろ終了してお掃除したり年賀状したり買い物したりします。
息子たちの帰省でお料理がとても楽しい年末年始でもあります。あれこれごちそう考えて楽しいです。
年賀状、遅くなりますがよろしくお願いします。
みなさまどうぞよいお年をお迎え下さい。