2月20日
会期も終わりに近づいて、ようやくペースが掴めてきたし、精神的にも落ち着いてきました。
会期中のワークショップが3回、ギャラリートーク、記録集準備、手製本の制作、こうしたものが終わって、ほっとしています。
今日は会期が始まって初めて、ゆっくり東海道線の鈍行列車で静岡に来ました。
これまでは、車なら東名、電車でも新幹線でなければ、あらゆることがこなしていけませんでした。
鈍行列車の窓から景色を眺め、本を読んだり居眠りしたりして、ゆっくり静岡に着いて、駅前から呉服町、七間町と歩いて会場へ。
会場当番の三留さんが、絵本のような絵を描いていて、あら〜と感動しているうちに、次々とたくさんの方がいらっしゃいました。
「本命」というお題を引いてしまった佐藤さんは、相当悩んでいましたが、力作を残していかれました。
6つの会場全てをまわられた最後ということで各会場の感想もお話ししてくれました。しっかりと見ている方がいます。
私の会場が、この前のワークショップの日から、ゴザをしいて靴を脱いであがって描くやり方になっているせいか、かなりまったりしていて、話し込む感じになっているからというのもあったかもしれません。ギャラリー空間にゴザ、いい感じです。
佐藤さんは、6会場コンプリートの景品を手にした後も、長く滞在して作品とお題をじっくりと見ていかれました。
やがて、佐藤さんに続いてもうひとりディープな来場者が。
高野さんは、なんとめぐるり二周目だそうで、二周目も相当楽しかったよ、とのこと。そうですか!!!
ボタニカでのコンプリート景品は、くじドロオリジナルカンバッチとステッカーのセットなのですが、高野さん、いや可愛いなあ、決められないなあ、と時間をかけて選んで行かれました。作った身としてはかなり嬉しいことです。
そのあと、前回来た時に作ったくじの言葉を誰かが絵にしてくれたはず、と長い時間探していましたが見つからない様子、お題を聞くと、それはこれです!とすぐにお伝えできました。「ミミズ」
高野さんがイメージしていたものと全く違っていたから見つけられなかったようです。高野さん、相当感動されていました。
こんな感じで今日も会場では新しい言葉と絵のリレーが生まれています。
と、上の分までを画廊で書き終わり、さて今日は帰ろうと思ったとき、FBメッセージ。
NANI部員の錦見君がこれから来てくれるというではありませんか。緊急オペで遅くなったが急いで来ると言う。
浜松から高速を飛ばして、あのアートドキュメントの時のようにお友達と登場!
お医者さんのたまごたちふたりはお題を医療ネタで受けて楽しい絵を残して行ってくれました。
錦見君は隠してきた絵の才能をいかんなく発揮していました。
そんなこんなでめぐるり18日目、閉廊8時をすぎても賑やかなボタニカ会場でした。