香港でみたこと

香港は東京に似ていました。
でも東京よりもずっとコンパクトでわかりやすい都市でした。地下鉄はとても乗りやすくて乗り換えが便利でした。英語は思った程通じませんでした。最初の日に食べた海鮮料理がとてつもなくおいしくて、この味を忘れずにいて自分の台所で再現したいと思ったけれど、どうやって味の記憶を保存出来るのか、それが心もとないです。ネイサン通りを二階建てバスの二階から眺めた風景が印象深いです。高層ビルがたくさん建っていましたが、それはほとんど香港の人たちの住宅で、それらマンションの窓ひとつひとつに洗濯物がぶら下がっていました。でも夜になるとその窓の全てに灯りがともるのでそれが有名な香港の夜景となることが香港に行ってわかりました。その事実を知っていてもいなくても香港の夜景は美しいと思いますが、知ってから見た方が美しさの質が違うのではないかと思います。美しい夜景の為にこのたびの旅行ではいくつかの散財をしました。そうした散財は思い出すだに楽しくてついにやにやしてしまいます。無駄遣いが楽しいのはこんな時です。九龍公園は公園というよりは亜熱帯植物園のようでした。マカオにも行きました。フェリーで簡単に行けました。人がたくさんいました。エッグタルトを食べ、カジノをチラ見して来ました。少しくらい賭けてみればよかったです。ポルトガルの美しいタイルを見ることができました。
４泊５日はあっという間でした。三男が付き合ってくれたおかげで相当楽しい旅になったと少し時間をおいた今つくづく振り返っています。