10月28日
夕方の新幹線で横浜へ。BankART Lifeのオープニング。企画の池田修氏は大学時代からの友人でPHstudioというユニットを組んでさまざまな活動をしている。
まずは馬車道で観世栄夫の能を見る。このシチュエイションでお能とは面白い、と思ったが高い。それからNYKに移動してオープニング。
こんなに人がいっぱいのオープニングは初めてだ。有名な人写真でしかしらなかった人作品しか知らなかった人がいっぱい。でも、だれかに話しかけようと言う気が全然おこらなくて、居場所がない。アートフロントギャラリーの人たちと外で食事したりした。
『展覧会場で泊まれるか?』がテーマなので、作品の中に泊まることが出来る。(といってもレンタルのお布団セット借りたりするんだけどね)人が泊まって作品になる、というふうに理解していたので、私は池田君へのお祝いの気持ちを込めて、アトリエワンさんの作品の中に泊まった。日常との乖離激しくて、ちっちゃな文化展の余韻もあり過ぎて、最前線アートになかなか馴染めない。片や、池田君は24時間最前線アートなので、私の無知をさして『コドモ』とか『シロウト』とか。新しいことも楽しいが、同時に深く静かにこころをゆさぶる芸術にもであいたい。それは翌日に見た横浜トリエンナーレでも感じたこと。Life展では牛島達治作品秀逸だった。
アトリエワンさんの作品にはほかに、横トリのスタッフとかその友人のお料理の世界の人とかが泊まって、いろいろ聞けて面白かった。