5月16日
白井先生の個展へ。三島 さんしんギャラリー。高校と大学が一緒だったともだちと。
三島はとても好きな街です。
さんしんギャラリーの広い空間に、白井先生のドローイング『森のなかへ』を中心に、過去の代表作品が美しく展示されていました。
20分の1のマケットを作って作品配置を厳密に決めたそうです。だからこんなに完璧な展示なんだと思いました。
森の話になったのは、ちょうど守り人シリーズを読んでいたせいかもしれませんが、森ということばはどこかヨーロパ的だと思いますという私のかなり生意気な感想に対して先生は丁寧にご自分の考えを伝えてくださいました。
先生と、友だちと、わたしと、3人しかいないギャラリー空間で一時間近く贅沢なギャラリートークでした。
いくつかの話の中で、巨木、巨樹が話題になりそのお話とても面白く、それがこころに残っていたこともあり、翌日訪れた河津の菖蒲園ちかくにオオクスノキがあると偶然知った時は、自然に、見に行こうという思いになっていました。(私と友だちは、さらにふたりの大学の同級生を交えて河津温泉に一泊旅行に出かけたのです、その途中の三島でした)
樹齢1000年を超えるという大楠の樹。
精霊が宿っているように感じました。きっと宿っていると思います。