8月26日
松山から宇和海7号で宇和島へ。
そこでしまんトロッコ2号という観光列車(トロッコ車両一両つき)に乗り換えて、江川崎まで向かいます。
宇和島でJR四国の駅員さんたちが明るく見送ってくれました。
私たちのほかはほとんど家族連れでした。小さかった息子たちとすごした幾度もの夏休みを思い出してしまう。楽しませてもらったんだなあと。
ゆっくり走るトロッコ列車はとても楽しくてのどかな風景が手をのばせばすぐ先にあって、窓の無いトロッコ列車はまるで遊園地のアトラクションのようでした。
江川崎で下車、予約しておいたマウンテンバイクを借り、四万十川沿い約40キロ、中村まで走りました。
前カゴのないマウンテンバイクで移動するこの行程があったせいで、4泊5日の旅の荷物をデイパックひとつに収めなければなりませんでしたが、おかげで余分なものは持たず買わずですっきりしたかもしれません。
台風の直後で、川は増水し、水も濁っていましたが、約半日ずっとずっと川の近くにいて、大きなものに抱かれている安心と言うか広さと言うかが心のうちがわから溢れて来て、すごく豊かな気持ちになりました。
川はいいなあ。とてもシンプルにそう思いました。
途中いくつもあった沈下橋。いくつも渡りました。
お昼を食べたのは、農家のおばさんたちが共同で経営しているおそうざい食堂。地元の野菜がどっさりでとても美味しかったです。
35キロを過ぎたあたりでだいぶバテてしまいましたが、なんとか中村駅へ。
約束通りにマウンテンバイクが返却でき、あしずり10号に乗って高知へ向かいました。
高知では見たいものどっさりです。
追記 四万十川 中村 あとから知ったことですが、イエスの箱船があったところなのですね。
千石イエスの存在は、あの四万十川の雄大な流れと関係があるのかなあ。女性たちは何をもとめて『箱船』に集ったのか。。