中日本レガッタの応援で愛知県へ。愛知池ボート場は、西賀茂郡三好町という田舎にある。
4分少しのレースを見るために今日も遠くまで行った。そしてレースはというと、見ていても遠いからあんまりよくわからないんだな、選手の様子とかは。双眼鏡のピントがあわなかったりして、『あれ?あの艇だよね、』なんて言ってるうちに半分くらい済んじゃって、ゴールは遠くて斜めの位置から見てると『ん?何着だった?』みたいな感じ。
それでも、ボート場でぼーっと(しゃれです)して、すいすい進む船たちを遠くから眺めてるのは結構いい気持ち。
息子たちは予選で落ちて敗者復活でもあがれなくて、ベスト記録より30秒ぐらい遅かったそうで、彼らの東海大会終了。
今年はボートのFIFAワールドカップが日本で開かれるけど、地味なスポーツだから誰も知らないよね。
三好町にはばかでかいショッピングセンター(ジャスコ)があって、浜松もそうだけど、日本の田舎の風景は均質化していく。どっちのジャスコが好き?みたいな差異のなかにしかいなかった。けど、10才の3男にはそれが楽しかったようだ。不思議。
3男と『クレヨンしんちゃん』をジャスコの中の映画館で見てきた。コトバが文字で出てくる場面のこと。みている小さい人たちが、急にそれを声を出して読み始めた。みんなで、コトバがあらわれるたびに、音読。
彼らにとってコトバとはそういうふうに身体性を伴うものなんだなあ。具体的で実体的なんだね。感慨深かった。