3月11日
五年目の今日は、静かに丁寧にごく普通の一日を過ごしたいと思いました。
いつもの朝ごはん、金曜日のゴミ出し、洗濯、、。
会期中なので10時には会場番。
南相馬から京都へ青春切符の旅をしているという青年は、浜松に降り立った昨夜、NHKのテレビを見て来てみたということ。同志社の文学部哲学科ということでした。
静かな時間でした。
60代後半から80才までのコーラスグループのおばさまたちがかしましく鑑賞。作品の前でのあなた五年前の今日何していた?の井戸端会議うれしかった。
浜岡のことにふれ、出来た当時は朝顔をみんな植えたの。放射能に反応する植物だという噂でね、と。
私の知らない事実でした。みんな不安はあったのですね。
夜7時から 語らいの場
誰も来ないかもと思っていましたが、8名の参加。
あの日のこと、今のこと、これからのこと。
双葉町出身のアーティスト丸子さんのお話、胸にせまる。
津波は自然災害、でも原発事故は人が起こしたもの。
アートセンター青木さんのお話もこころに残る。
なぜ経済ばかりが突出するのか。
文化がなし得ることがある。
静かに語り合った5年目の夜でした。