ずっと昔、何かの詩集で、コンセルトヘボウという単語に出会い、以来、私の頭にはコンセルトヘボウが棲み着いていました。
そのコンセルトヘボウがワールドツアーをし、そのドキュメンタリー映画が浜松で見られるのは明日までということならばこれはどんなことがあっても行かなければなりませんでした。
先月の半ば、京都出町柳の名曲喫茶柳月堂でグレン・グールドをリクエストして聞いたとき、クラッシックってこういう環境で聞くとこんなに揺さぶられるのかと深く感じ入ったものでしたが、今日映画館で聞いた交響楽団の演奏も相当素晴らしかったです。
それに何より、演奏旅行先の風景やその地の人々とのエピソードがすべて美しく、切なく、一緒に旅をさせてもらった気持ちです。
『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る』アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭 オープニング作品
ブルックナー、マーラー、ショスタコービッチ、、、良い音響で全部もういちど聞きたいです。
というか、アムステルダムに行って本物のコンセルトヘボウを聴かなくては。