奈良 當麻寺 宗胤院での乾久子drawings 6月19日をもって無事に終了いたしました。
お運び下さった方々気にかけてくださった方々、ありがとうございました。
中将姫が蓮の糸を染めて織り上げたという當麻曼荼羅の地で、ちいさいながらも自分の作品を発表できたことは、本当に光栄でした。
1000年前の曼荼羅の一大アートプロジェクトには遠く及びませんが、刺繍ドローイングのシリーズをこの地で始められたことも、私には意味のあることでした。
夫が當麻で生まれ育ったことやお墓とお寺が當麻寺にあることは、私には巡り合わせでしかないのですが、二ヶ月の展示期間中、何度も訪れた大和の地は、一見何も無い田舎ではあっても、その何も無さに意味と歴史があるとわかり、次第に好きになっていくプロセスもまた楽しいものでした。
続けて詳細な振り返りをしていけたらと思っています。