日記 7月8日 金曜日
随分久しぶりに鴨江アートセンターに出かける。
COTEFさんのインスタレーションカフェが終了間際というのもありました。
目的を持って出かけるアートセンターいつぶりでしょう。
思えば今年1月から3月まではほぼ毎日のように通い詰めていたアートセンターでした。
あの怒濤の日々は何だったのか、今となっては、夢のなかのことのようですが、それは夢ではなくて、現実に私はワークショップをしたり、はまなかあいづ文化連携プロジェクトに関わらせていただいたり、企画展の実行委員長をしたりしていたのでした。
アートセンターではもう八月のアートバザールの準備賑やかでした。
二階でレジデンス中のアーティストのうち3人にお目にかかり、スタジオ拝見。
夏目さんには久しぶりの再会。彼女の制作の姿はじめてみました。レジデンスの部屋の壁をひたすらペンキで塗っています。
同じくレジデンス中の写真家村上さんと話して、ああ私も、こんなふうに手製本で自分の記録を作りたいなあと思う。村上さんの天竜川の写真秀逸。
副センター長であり実質のセンター運営者である青木さんと、久しぶりにゆっくりお話ししました。
アートマネジメントの本来の役割について。
文化によって社会を変えて行こうとする時に、社会とアート、社会とアーティストをつなげるのがアートマネジメントなのだ。アーティストに社会性を求めてはならない。今の社会に馴染めない存在だから社会を変革させうる可能性をもつ、そうした存在を現在の現実の社会につなげることがマネジメント、といったお話をきく。
私のドローイングについても、気にかけてくださっていました。こんなコラボレーション、こんな展開はどうでしょう?という青木さんからの提案、とても嬉しく思いました。
地域のアーティストが時々出かけて、こうした時間を持てるアートセンターの存在はとても大切で重要だと改めて思いました。