芸術コースのある高校で高校生たちに美術家としてお話するという機会をいただきました。
週2日非常勤講師として高校生たちに接しているけれどそれは先生としての顔での振る舞い
それとは違う 美術の道を考える若い人たちに私の作品や私自身を伝えるということは もしかしたら初めてのことだったかもしれません
約100名の高校生たち それはしっかり聞いてくれました。
自分の十代のころのことを十代の人たちに話す。
恥ずかしさはありましたがよい振り返りにもなりました。
それから作品の変遷とか毎日の制作のことそして女性としてという内容でも初めて人前で話しました。
結婚 出産 子育てと作家活動の関係とかそうした私的なことまでも
美術とは無縁だった自分の高校時代を思うと素晴らしく整った環境で制作中心に授業で感性鋭い時代を送っている彼らが眩しくもありましたが人にはみなそれぞれのタイミングとそれぞれが耕したひとりひとりの畑というものがあるのでしょう
そんなことが客観視でき自分の来し方もプレゼン資料制作を通してまとめられたよい機会でした。
急遽前日にくじびきドローイングをやることに決まり、芸術高校のみなさんと楽しい時間も過ごせた夏休み初日でした。