]今月6日から、浜松市中区佐鳴台6丁目の『うなぎの又一』にて、ドローイング作品展示中です。
又一さんは、アトリエのすぐ裏手にあるうなぎ屋さん。お店を構えて35年とうかがっています。
とても仲のよいご夫婦お二人で営む、こじんまりとしたお店ですが、お二人のありかたそのものが蒲焼きにそのまま投影されているような、ふくよかでやわらかいおいしい鰻がいただけます。
店舗での展示、というありかたに賛否はありましょうが、いわゆるストリートギャラリーの企画での店舗展示とはまったくちがう関係性から生まれたこの展示は、純粋に人と人とのご縁がもたらしたもので、私にとっては大切なものです。
もちろん、私と鰻屋さんのあいだに、誰かマネジメントをしてくださる人が入ってくれたらいいなということを二回目の今度は前回以上に感じましたが、『アートによる町おこし』といった大義のためではない美術の役割というものがもしあるとしたら、この鰻屋さんの展示はそのことを小さく実践させていただけているかなとも思います。
鰻屋さんが美術に関心をもち、だれかにマネージされたのでなく、店内の壁に作品をといってくださるその文化はすごいことだと思います。
ともあれ浜松と言ったら鰻!
その鰻屋さんと懇意にさせていただけていて、その壁に私の作品がかかっている。
嬉しく楽しいことです。
5月のギャラリーSUNと5月6月の當麻寺での額装作品と、新作3点の展示です。
どうぞお出かけ下さい。
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