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2017年 3月11日
震災から6年です。 朝目覚めた時、今日は静かな一日を過ごそうと思いました。 変哲のない普通のありきたりの日常をつむぐ日。 今日という日を意識するなら、そういう日であろうと思いました。 日常を突然奪われもう戻れないたくさんのひとたちのことを思う日であるということはすなわちそれぞれのちいさな日常を噛みしめる日でもあろうと思いました。 それで今日は夫と買い物したり、台所に長く立ったり、いつものドローイングをしたり、NHK特集をみたりして、一日が終わって行きます。 ところで昨年の今日は、ドイツから戻って来たTEGAMI5年目展に関わらせていただいていた関係で、鴨江アートセンターで静かなイベントをしておりました。 それぞれの311を語る。 あの日あの時あなたは何をしていたか。 忘れないということのためにも、自分がどこに立っているのかを確認するためにも、いいベントだったとふりかえります。 今年も、もしかしたら同じことをしてもよかったかなあと、今頃少し思うので、もうじき今日がおわりますが、今年はこのブログに、2011年3月11日に私は何をしていたかを書いておこうと思います。 2011年3月11日 午後2時46分 私は次男とともに、京都大学の生協にいました。 次男の入学手続きと下宿探しに朝から出かけ、手続きほかが終わり、その時はアパートの候補を選んで、担当してくれた人といくつかの物件について話していました。 少し、揺れた様な気がしました。おや?と思ってあたりを見回しました。揺れた?と声に出したかは覚えていませんがそんな気持ちになったことは覚えています。 でもそれはそれだけで終わって 希望のアパートの候補を回ってもらう順番を待ちながら、その生協で次男と遅い昼食をとりました。 周りの京大生たちが、スマホを見ながら何か言い合っていましたが、その時はそんなに大きなことが起こっているとは全くわかりませんでした。あの大学生たちは、リアルタイムで知ったのでしょうか? タクシーでいくつかの物件を回ってもらいました。 京都の街は静かでした。 私(たち)は、津波が起きていたあの時間、福島第一原発で冷却装置が失われメルトダウンが起ころうとしていたあの時間、間取りや日当りやバス停までの距離や自転車置き場の有る無し買い物の便などのことを考えていました。同行してくれたバイトの京大生くんはおいしいラーメン屋さんの情報をくれました。 この日やるべき全てを片付けて、六時過ぎだったでしょうか、京都駅八条口に着くと、新幹線が止まっていました。運行再開の見込み無しとありました。人が溢れていました。何かとても大きなことがおこったらしいとようやく察知しました。 京都に泊まってもあすの新幹線だってわからない、在来線で行けるところまでいくと決めました。 誰もが同じことを考えたようで、米原まで通勤満員電車状態でした。 どのあたりでだったか、友達からケータイにメール。 京都に行ってる日だよね?帰ってこれる?東北で大きな地震があったんだよ。 夫とどう連絡をとったか全く思い出せませんが,次に受けたのは長男からのメール。 僕は無事です。電車は今も全部止まっていますがこれから歩いて帰ります。 このとき長男は大学4年生で東京でひとり暮らし。 大学のある本郷から、池袋の少し先、東長崎まで徒歩で帰宅するという連絡でした。 無事ですってそんなに?と逆に心配になったことを覚えています。 さて私たちの乗った東海道線は米原から先もなんとか運行してくれましたが、それも豊橋まで、そこから先は運行しないということでした。 ええっどうしてえ?とその時は思いましたが、よく考えれば、遠州灘沿い、浜名湖の上さえ走る豊橋浜松間です。地震直後であったのでここでも津波の危険性はあったのでしょう。 徐行運転であったのかどうだったのか、電車が豊橋に着いたのは深夜でした。 東に向けてともかく豊橋まではたどりついたたくさんの人がそのあとどうしたかはわかりませんが、私たちは、夫に車で迎えに来てもらいました。 深夜の浜名バイパス、黒い太平洋を見ながらの走行でした。夫がいろいろ説明してくれはしたものの、何が起こったの?と不安と恐ろしさで一杯の帰路でした。 帰宅すると、高校一年の三男がテレビにはりついていました。 気仙沼の石油施設が真っ赤に燃えている映像が映し出されていました。 これが私の六年前の今日のことです。 。。。。 311を境に、、、といわれるたくさんのことがあります。 今では、何かを知るにつけ、何かを考えるにつけ、それが311の前だったか後だったかという観点抜きにはありえません。 今わたしたちは311以後を生きているんだという圧倒的な現実。 そのことを今日も思いました。
by hisakoinui
| 2017-03-11 23:27
| 文化一般
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