3月19日 搬入
3月15日は越谷と横浜、16,17日は京都で、あら18日はなんだっけ?と思い出せないめまぐるしい日々でした。
床おきの作家は午前10時に着いている決まりだったので、五時起きしてステップワゴンに作品と作品展示用の台を積み込んで東京都美術館に向かいました。
上野だなあ、美術館の搬入口大きいなあ、エレベーターでっかいなあ、と、修学旅行の女子中学生の様な気分。
グループの方々すでにほとんど作業開始していて、私は、ただ置いてくるだけの作品なので、まわりの人たちの展示次第という感じ。台を組み立て、作品を置いて、調光が済み、しかしお手伝いすることもなく、長男が来てくれたけれど、手伝ってもらうこともなく、昔より奇麗になった美術館のレストランでランチなど。
作品については、全体の中でどうなのか、作品自体をどう見せられているのか、よくわからないまま、搬入作業においてはこれ以上全然やることがなく、しかし、全体が終わるまで待つことができず(夕方に静岡市のギャラリー、金座ボタニカでトークの予定をいれていました)、ある種の不全感を残したまま、上野を後にしました。
帰りの東名ではずっと、途中で帰った自分、ダブルブッキングした自分を反省していましたが、静岡についてみれば、楽しい楽しいトークの場が待っていてくれました。
トークの前に野村さんに電話を入れると、私の作品は設置して来たとおりで変更はなく、無事全体の搬入は終わったということで、中安モモさん遠藤加奈さんとの抱腹絶倒爆笑トークに埋没、モモさんの繊細さとやわらかさ胸に染み入った搬入日の夜でした。
帰宅は深夜。サーカスみたいな一日でした。