3月26日
会場当番で9時ごろには上野に。
搬入口に行くと既にたくさんの公募系の人たち。
たくさんの人たちのたくさんの芸術があるのだと思う。
若い日々には認めていなかった公募展ですが、この、日本独自の芸術のあり方の中にもそれぞれの幸せがあるのだろうとこの頃は思います。
というか、彼らの持つ情熱や自負に比べたら私なんてちっぽけです。
温度の高い高齢の方達大勢でした。
さて、半日、会場受付に座って見えたもの。
私の作品をめくってつぶさに見てくださるひとが大勢いました。
でも、3月12日のページで『怖い!!』と言ってその場を離れる人もいました。
それは、今回初めて起こったことでした。
作品の意味が、時とともに変わって行く。
風化と言われる現象に対して、何か力を持てているとしたら、こんなに嬉しいことはありません。
午後は会場当番のお役目から離れて、作品近くで、来場の方とお話ができてとても良かったです。