レジデンス日記 25日目
6月25日
鴨江アートセンター でのワークショップのためのワークショップ二日目。
山口情報芸術センター YCAMからお二人のファシリテーター昨日に引き続き。
優れたワークショップとは、どのような社会を自分は望んでいるのかが反映されるもの。多様性のあるもの。
本を読んだり、講義を聞いたりしたのでは得られない体験ができるもの。
世界基準を満たし、デザイン性に優れ、独自性と先進性があり、再現性汎用性もあるもの。
聞きながら、くじびきドローイングのことをずっと考え当てはめていました。
手前味噌だけれど、結構いいぞくじドロと思ってしまいます。
なんでもそうですが、私にはすぐに、いける!やれてる!やれるはず!と思ってしまう楽天性があるらしい。
(それで、その自信はどこから?と聞かれることがありますが、なんの根拠もありません。)
昨日から引き続きいくつかの事例を見せていただいたり体験させていただいたりして、今日は三つのグループに分かれてのワークショップを作るワーク。
私のグループのお題は『地図』
それをテクノロジーと交差させてのワークショップをどう作るかというグループワーク。
個人的に地図は大好きなので、すごく楽しく入っていけそうだったのですが、圧倒的なジェネレーションギャップ。
若い人たちが考えるシュミレーションゲーム的ワークショップに、私の脳と心がなかなか追いつきません。
言葉とか、本物の地図、実際のまち、記憶、散歩マップ、そういったものばかりが浮かんで来てしまって、次々を提案される、スマホカメラやマイク、GPS機能などを使ったゲーム的ワークショップの考案についていけませんでした。
でも、私はローテク人間だからと言ってしまったらまさに身も蓋もない、それだけはわかっていたのでなんとか頑張って参加。
結果、ものすごくヘビーな四時間となりましたが収穫も多かったです。
くじドロのことも、いろんな展開考えたいなあと膨らみました。