今日はお昼の鍋焼きうどんがおいしく出来た。だしをしっかりとるのが成功の秘訣。生協の『厚削り』がお気に入り。麺はこれも生協の『釜揚げ極太うどん』(乾麺)
次男と、まだ給食が始まらない三男と3人で『笑っていいとも』を見ながら食べた。午前中は勤務校へ行って明日の授業準備と定時制の文化祭の展示準備をしてきたから、今日はもうこれ以上は何もしなくてもよいではないかという気になりながらうどんを食べた。
でも、午後もやっぱりがんばっちゃった私だったのだけど。
最近の読書より
森まゆみの書いた樋口一葉の評伝(正確な書名忘れました)
一葉は、よくある明治の女流文学の人たちのような高学歴でも良家の子女でもなかった。極貧の中、家族を養いながら、『職業作家」として生きた。平塚らいてうは一葉のことを『一葉には一葉自身の思想がない、問題がない、創造がない」と批判したが、高邁な思想よりももっと崇高なものは存在するように思った。それにしても明治の女の人は強いなあ。
『夜回り先生』
『お菓子を仕事に出来る幸福』TOHATO編 日経BP社
倒産したお菓子会社『東ハト』が再生後社員向けに作ったルールブック。サッカーの中田が役員になっていて、彼のコトバも載っている。『お菓子』の部分を別のコトバに置き換えて考えるとまことに含蓄深い。職業意識、という点では一葉の本にもつながる。
アメリア・アレナス著『みる・かんがえる・はなす 鑑賞教育へのヒント』
鑑賞教育以前に、自身の『みる』行為について深く考えさせられたり、過去に勉強したことを復習したり、、。
『死にカタログ』寄藤文平 大和書房
死の入り口、死のカタチ、死のタイミング、死の場所、死の理由、死のものがたり、死のしまいかた、、、、
このところずっと、死について考えているので、読むのがちょっと怖い気もしたが、何より装丁が美しく、イラストがとてもよくて、面白く読めた。そして、なにか、ほのぼのと穏やかな気分になれた。