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11月5日にかけがわ茶エンナーレでの第2回くじびきドローイングワークショップ無事終了いたしました。
参加してくださったみなさま、一緒にくじドロを作ってくれた茶エンナーレ事務局の方々、くじドロスタッフたち、本当にありがとうございました。 出来た作品のうち約200点が、掛川城の下、茶エンナーレインフォメーションの場所 こだわりっぱで展示中です。11月19日まで。 くじドロとかけがわ茶エンナーレへの関わりの始まりは昨年10月の遠州横須賀街道ちっちゃな文化展で、でした。 2008年、ちっちゃな文化展で始まったくじドロは、その後たくさんのご縁をいただいて、さまざまな場所でさまざまな人たちと言葉と絵のリレーを続けて来たのですが、昨年は、原点回帰の意味を込めて再び遠州横須賀の地で開催しておりました。 そのくじドロワークショップの現場に、茶エンナーレ実行委員長の大木さんが来てくださり、エントリープログラムとして参加しませんかとお声かけくださったのです。 そもそも大木さんにそのことを勧めてくれたのは、2015年のめぐるりアート静岡での受講生Oさんだということで、人と人の繋がりがプロジェクトをつなげて行くんだなあと嬉しくありがたい思いでした。 その時から起算すれば約一年かけてのかけがわ茶エンナーレくじドロでした。 今回の立役者は、何と言ってもずっと一緒にくじドロを作って来てくれたデザイナーの和田さんです。 かねてから私が希望していたくじドロリーフレットの制作に、忙しい中彼女は積極的に協力してくれました。 まずはリーフに使う写真撮影の為のカメラマン紹介。 若く繊細な感性の持ち主牧田さんのスタジオにふたりで出向きくじドロのさまざまを1日がかりで美しく撮ってもらいました。 それと合わせて、チラシ、のぼり旗、看板の制作。 思いがけず、7月に、茶エンナーレ記者発表に合わせたイベントとしてくじドロをさせていただくことになり、さまざまな制作物の納期が3ヶ月早まりましたが、和田さんと一緒だったからがんばれました。 茶エンナーレを契機に揃ったくじドロのさまざまでもありました。 展示パーテーションパネルも一台増えました。TEN TOの柏原さんの制作です。 結果としてくじドロのハード面での充実が、茶エンナーレ参加の意味のひとつとなったのですが、ソフト面ではどうでしょう。 開催場所、22世紀の丘公園 たまりーな は、広い公園の中にある大きな多目的施設です。多くの人を集めてのイベントができる広い部屋、小さい講座が開けるいくつもの部屋、くじドロをした工作室、そして市民プールまでもが館内にあります。 外には大型遊具の揃ったこどもの広場があります。 この環境下だったので、参加者は、7月のプレ企画の日を除くと、ほとんどすべてが休日にたまりーなにやって来た親子連れでした。 子どもたちは、くじびきの誘惑でやって来てためらわずにくじを引き拒まずに絵を描き親御さんたちはそれを微笑ましく眺め、じゃあお父さんもやってみるかなと普段は見せない姿を子どもや奥さんに見せて盛り上がる一家、そんなシーンが繰り返されました。 それは大木委員長が一年前にくじドロに望んだくださった茶エンナーレのひとつの姿だったと思います。 市民に開き、子どもから大人までがフラットに参加できる芸術祭。 くじドロはあくまでも手作りの、規模の小さいささやかなイベントですが、その期待に少しは添えたのではないかと思います。 強いて言えば、くじドロは言葉と絵の両方を生み出して行くワークショップなので、年長さんや低学年の子どもたちが参加の多数だった今回は言葉の深まりがあまりありませんでした。 このことは、KAMOE つくるDAYS でも感じたことだったのでくじドロの姿を見直す良い機会になりました。 今後の糧にして行きたいと思っています。 最後に、エントリープログラムとしての参加について書いておこうと思います。 かけがわ茶エンナーレは、掛川市が予算一億円を投じた大きな芸術祭と聞いています。 総合プロデューサーは山口祐美さん。彼女が選んだ20名と1組の作家たちの作品が茶エンナーレの目玉です。 ほかに、地域デイレクターと称される、地元の作家やマネジメントの専門家が掛川市内のいくつかのエリアを担当し、それぞれのディレクションで作家を選びエリアごとの企画を作って行くものがあります。地元に限らぬ多くの面白い作家が参加しています。 エントリープログラムは、上記ふたつのいずれでもなく、自分でセルフプロデュースして応募する形態です。 お声かけいただくまで上記のような、いわば3層構造を何も知りませんでした。エントリーの面接があると知り始めてわかったくらいの無知でした。 この構造についていろいろ言われるようですが、私は作家としてというよりくじドロとしての参加であったからでもあるのですが、特に確執は抱きません。 むしろ、茶エンナーレのクオリティを担保する山口さんの企画力に注目していました。どんな作家を選ぶのか連れてくるのか。掛川という地で山口さんはどんなふうに振る舞うのか。 ロゴマークの色分けに見られるような、芸術や芸術家にヒエラルキーがあるのか否かということは、問われたことかもしれませんが、地方都市の芸術祭であるがゆえに期せずしてできてしまったかもしれない構造だったようにも見えました。そういうことから私は自由ですということも大切だと思っていますが同時にその構造を認めた上での表現やアクションが茶エンナーレを面白いものにして行くのかもしれません。 まだ自分のことで手一杯で地域プログラムは見ていないものがほとんどですが、自分の目で確かめて行けたらと思います。
by hisakoinui
| 2017-11-11 06:54
| 展覧会報告
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