おとといは、会津若松まで、はまなかあいづ文化連携プロジェクトのフィナーレのトークを聞きに出かけました。
郡山を過ぎてからの雪の風景が圧倒的で、一挙に精神的な距離が広がり、ああ福島はこんなにもわたしから遠かったのかと思い、ここ福島から、自ら出向き、何年もかけて、文化による復興を伝えてきた人たちがいると強く思いました。すごい。私などには到底無理だと。
赤坂憲雄さん、岡部昌生さん、港千尋さんを囲んでのラウンドテーブル。三人の珠玉の言葉素晴らしく、南相馬の年配女性の体験談など関わって来た人たちのことばなども、同じ地平で、同じ時間感覚で、みなであたたかく共有し、文字通り、来し方を丸く囲んだ集まり、そのあり方がまさしく、はまなかあいづ文化連携プロジェクトでした。
その夜の懇親会とっても楽しく、私にしては深酒し、さまざま心もとない翌朝は、ゆっくりと磐越西線に揺られ、今度は雪に見送られ、東京を少し歩いてから帰宅。もうへとへとだったはずなのに、今夜しかないもう時間がないとにわかに思い詰め確定申告やりきってから就寝など。
そして今日は、午後から鴨江アートセンターに大きなものを搬入しに行きました。
柏原さんに作っていただいた、くじドロ専用パーテーションパネルが置かれると、急にくじドロの展示会場になりました。
ワークショップ用の大きな机、カフェ用のソファ、図書コーナーの本棚などなど、まずはイメージしてきたように置いてから、配置の再考など。
天井にネットを張って作品をぶら下げるエリアを作ったのですが、そのネット張りまで行って、今日のところは終了としました。
搬入設置はあと二日です。
およそ5000枚のくじドロ作品が会場に展示されている、その風景を早く見たいです。
明日は若い人たちが来てくれます。