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乾 久子の日常
by hisakoinui
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くじびきドローイング これまでのこと これからのこと 6日目
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3月14日 くじドロ展6日目 平日の午前中は人は少ないですが、古い教え子、古い美術仲間、専門学校の仕事の同僚など、ゆっくり話したい人が来てくれた今日でした。 アートセンターの村松館長さんとも初めてゆっくり会話できた気がします。とても良い時間でした。 藤田良美さんは、作品をとても丁寧にみてくださいました。全部見たいけど、時間が足りない!と。嬉しいことでした。 上の方の作品は、ちゃんと見たくても見れないんですね、とも。 見たくても見れない展示にしてしまったのだとはっとさせられました。壁紙の一部のようになっている作品たち。申し訳ない気持ちになりました。私は何を見せようとしたのか、伝えようとしたのか。見てください、たくさんあるでしょう?こんなにたくさんやって来たのです。確かにそういう展示になっています。物量で圧倒させる展示は、ひとつひとつの作品に対してはどうなのか。 確かに私はこの展示がしたかった、この空間を作りたかったのですが 来てくださった方が、ゆっくりと座って、作品を鑑賞する、しかも、鑑賞者が望めば過去の全ての作品が見られる、そういう展示はできなかっただろうか、藤田さんの言葉からそのことを思った今日でした。 ワークショップテーブルの左右にある柱には言葉の垂れ幕が。 これまでのくじドロで生まれた全ての言葉をタイプアップして長尺印刷をしたものです。
くじドロは言葉なのか絵なのか。もちろん二つなのですが、私には言葉が重要です。 でも、それでいながら、ビジュアルのアウトプットの方が言語のそれよりも圧倒的に強いのです。描いた絵は覚えているのに、くじの箱に残した言葉は、時間が経つと忘れられやすいようです。
 今日の作品より
by hisakoinui
| 2018-03-15 00:22
| 展覧会報告
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