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9日目の続きです。
静岡大学情報学部講師の山本さんとのトークについて書いて行きます。 若き研究者山本祐輔さんとは、『みんなの浜松創造プロジェクト』での、アート✖️テクノロジー、Art&Education Programでご一緒しているご縁です。その集まりは、アーティストは少数、デザイナー、ミュージシャン、楽器のローランドのエンジニアさんたち、など、クロスジャンル、クロスカルチャーな構成で、みんなで一つの面白いワークショップをつくっているのですが、山本さんのインタラクションデザインのご研究と、私のくじドロのクリエイション、何か響きあうのではと、アートセンター青木さんがコーディネートしてくださったのです。 山本さんの研究室にお邪魔して、そこでくじドロをしていただくことからトークの準備を始めはしましたが、結局は、くじドロキイワードを青木さんやチームのみんながいくつか用意し、それをくじで引いて、それを切り口に話すというスタイルになりました。 画像の用意は今回もしましたが、これまでのような、この地でこんなワークショップをして来て現在に至ります、という報告系の感じではない構成で作りました。 例えばくじドロの行われた場所。 開いているところ わざわざ出かけて行った くじを引いたとき ファシリテーターは何をしたの という感じではあったのですが、やはりくじびきトークがよかったです。 くじは、会場の人に引いていただきました。 例えば 『つながること』 誰かとつながる言葉と絵のリレー。 くじドロのキャッチフレーズですが、本当につながっているのでしょうか。 つながっているとしたら、何がつながっているのでしょうか。 くじの言葉を人からもらい、自分の言葉も人に残す。 だからそれでつながるのですが、言葉の何がつながるのかをもっと考えました。 今回のWSで『ハゲでバカなおじさん』という言葉を引いた人が残した言葉はこれだろうな、というものがありました。 『ハゲだけどかしこい人』です。 『ハゲでバカなおじさん』を引いてしまったのは、先日の『浜松まちづくり会議』のシンポジウムでご一緒した建築士さんでした。 心優しく教養のあるその方は、笑いながら、『バカなおじさん』を描いたけれど、残した言葉は『かしこい人』(でしょう、多分)。 バカという言葉が、その方にどんな風に作用したのか、想像すると、おそらくあまり嬉しくはなかったと思います。 でも、残したのは、『ハゲでバカでドジなおじさん』ではなく、『ハゲだけどかしこい人』。 このつながりの質は重要だと思います。 そして、ここは山本さんの指摘ですが、『ハゲだけどかしこい人』を引いた人が、次にどんな言葉を残したのか、それをもわかるようにする仕組みを作るのは難しい。 でも考えてみれば、自分の言葉が、人の心にある作用をして、次の言葉を生み、その次にもまた、、、ということになると、あの時のあのくじの言葉は、言葉の片鱗など残さないのにつながっていくのですね。 くじドロはつながりのワークショップです、とずっと言い続けて来て、でもそれは、形だけの美辞麗句ではないのか、福島の小学校と静岡の小学校をつなげた、なども、美談作りの一翼ではなかったのかという思いがかすかにあったのですが、いや、やはり違う、本当につながっているんだと思いました。言葉をもらう 絵に落とし込む 言葉を作る その言葉はもらった言葉に影響されている その人が作った言葉をもらった人の言葉は、はじめの言葉の影響のある言葉、、、この連鎖において、くじドロはずっとずっと長く誰かと繋がっている。 トークで喋ったのは、くじの箱に入っているくじのことでした。 限りなくゼロに近い確率ではあるけれど、2008年の第一回くじドロの時に残された言葉がだあるかもしれない。 くじの箱を見るといつもそう思います。 どんどんくじびきトーク続きます。 『ぼくの上に乗せないで』 これはお題を印字したテプラテープを作品に貼るというくじドロのルールへの反論です。 なぜくじのお題をテプラ打ちして作品に貼るのか。 私はこれまで、作品の額装のような効果が、印字された文字にはあるからと答えて来ました。 実際のところ、幼児の描いた作品でも、テプラがあれば作品化、見られるものとなります。 でも、テプラテープを貼る意味は、もっと別のところにありました。 一枚の作品の中で、テプラの部分は、他者の創造なのです。 つまり、他者と作った作品であることが明確に視覚化されているのです。テプラ印字テープがあることで。 この指摘は会場からなされました。 指摘してくれたのは、私の高校と大学での同級生ともちゃんです。 他にも様々なキイワード。 『くじびきと検索』『言葉と絵の落差』『差別と差異』など。 長く白熱しました。 続きを書いていこうと思っています。
by hisakoinui
| 2018-03-20 21:37
| 展覧会報告
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