5月11日
昼過ぎのこだまで東京、北千住から東武の特急に乗って一時間。4時過ぎは足利におりました。
CON展に呼んでくださった足利市美学芸員の篠原さんと美術館で待ち合わせ。でも超多忙の彼は時間には現れず、会期中の真島直子展を見ました。
真島直子展は、足利の前は名古屋市美術館で開かれており、私は名古屋で真島さんの地獄楽を見ているのですが、足利市立美術館で見ると何か違って見えました。作品が洗練された感じ、空間が澄んでいてほこりっぽくない感じ、がしました。ドローイングが名古屋で見たときよりも美しく感じました。
真島さんのあのパワーあのドロドロとゴテゴテは名古屋だなあと思いながら名古屋で見たのです。
不思議な感じでした。
ちょうど浅川コレクションの浅川さんと真島展担当の学芸員の江尻さんが作品の前で色々お話ししていて、後ろでそっと拝聴しました。興味深かったです。
夜は、すでに搬入をはじめて泊まっている作家たちとの飲み。
川俣正や若林奮の作品が何気なく飾ってある鰻屋さんで。
浜松から足利遠いと思ったけど、大阪とか京都とか遠くから大勢作家さん来ていらっしゃいました。
さきほどの浅川さんや江尻さんも同じお店で飲んでいて、85歳の浅川さんの貴重なお話聞けたのはすごかった。トルストイを読まねば、池野大雅を見なければ、です。
京都の城戸みゆきさんにまた会えて、飲みの後も色々話せて面白かったです。
いろんなアーティストさんとの交流は面白いです。
どの人も私にないものを持っているなあと感じます。
お酒はノンアルコールにセーブして翌朝からの搬入に備えました。