5月12日 土曜日
朝から搬入。
まずは松村記念館から。
築90年の美しい古民家。市の中心部にあるので誰もが来やすく、CON展のメイン会場の一つです。
私は、一階奥の廊下とその手前の和室に。
トレペに描いた長尺作品が今回のメイン作品です。
廊下の梁に作品をかけて垂らしました。
昨年12月に下見に来た時に、廊下の雰囲気、ガラス戸のガラスの質感、その向こうの庭の風景などからこの政策をイメージしていました。
当初はトレペでなくユポ紙に描くつもりでしたが、長尺ユポ紙の入手に時間がかかり、待つ間にトレペに描いてみたのですが、水で濡らして表現していた部分を繊細なタッチで描くことにして新しい表現になり、トレペの方を採用しました。
和紙でもキャンバスロールでもだめだっただろうと思います。
today's pieceのシリーズは60枚ほど持って来ましたが、結局机の上に4枚乗せる形にしました。
畳の上にグリッド状に置くことも考えましたが、床に置いた時点で、ドローイングはモノになって行く、のでした。