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交差する 3日目 大阪に住む三男のところから、京都に向かう。 三男の会社のある京橋で、じゃあねと別れて京阪に乗った。 昨夜の京橋、今朝の京橋、大阪は都会だなあなど思う。 体調ちょっとへこたれていたけれど、静岡からギャラリーsensenciのけいこさんが、宝塚から浅井さんが、そして在京都の井上みかこさんらが来てくださるということで、休まずお寺に向かう。 けいこさんは本当にすごい。彼女がいるとその場の温度が2度くらいあがるんじゃないだろうか。そして、静岡のあの明るい光が降り注ぎ静岡の風が吹く。京都に安倍川餅とみかんが届いた。 大学後輩の成実さんも奥様と来てくださった。彼は法然院近くでとても面白い活動をしているんだね。くじドロの話をたくさんした。 会場には中西さんも福島さんもいて、集合写真をとったりなどなど開場してまもなくから、賑やかな3日目が始まった。これはよくあるギャラリーでの風景。知り合い達で盛り上がる。でも、これも展覧会の楽しみのひとつなんだと思う。 そして今日もやはり、外国のお客さんが多い。 詩を書いているというアメリカ人女性が、私の刺繍ドローイングをとても気に入ってくれた。名刺を持ち帰り、帰国したら必ず連絡するといって帰って行った。 ある程度話はしたけれど。私の英語力で、どこまで伝えられただろうか。 何人かの人に、作品のタイトルは無いのかと問われる。 今回の展示では、作品の傍らにキャプションをつけるということはしていない。 芳名帳の隣に作品配置のある会場図が置かれ、そこに作家イニシャルが書かれているだけだ。 確かに不親切な展示だろうと思うし、各作品ごとに各作家はタイトルを持ってはいるのだからそれも伝えていない。 でもこれは、3人で作ったドローイングのインスタレーションであって、その作品名が「交差する」なのだ。 この説明でどこまで伝わるか、そのことも問題なのだけれど。 そして観光で来ている人にこのことまで説明するのは大変。 でも、私たちは相当おしゃれな展示をしているぞとも思う。 待っていた高校の同級生現れず、会場を閉めて3日目は終了。16時までとは知らなかったということです、この時間帯もまた一般的ではないということでしょうか。 夜はその同級生に、この上なく美しく美味しい京都のご飯ご馳走になりました。本当に美しかったけれど、だからこそ、スマホを出す気になれず、目に焼き付けて来ました。普段から、食べるものを写メすることへの抵抗がかすかにありはするのですが、この時もこの見事な料理を前にしてそれをしてしまうと何かに対して誰かに対してとても失礼なことのように思えたのでした。 その席では彼から普段は絶対に聞けないだろう免疫老化学のお話など聞けて、想像はしていたけれど研究の現場の最先端のサイエンスに瞠目、福島夫妻と四人でとても楽しい一夜でした。 交差する 4日目 会場のことは福島さんにお願いして午前中のひかりで浜松へ。 クリエーティブサポートレッツ連尺の開所式と、久保田さんの受賞祝賀会に出るため。 展覧会の会期中でもあり出席については少し悩みましたが、やはり、お祝いというものは一度きり、頑張ってきた久保田さんやレッツの人たちにおめでとうを言うのは今日だ!と思いました。 開所式も授賞式もたくさんの人たち。浜松の温度があがるなあ。 開所式のイベントでは、障がいのある利用者の方々とマッスル君とのライブステージとても良かった。 交差する5日目 やはり頑張りすぎたのか完全に体調を崩して午前中の新幹線で京都に向かうことができませんでした。 それでも夜には京都にたどり着いて福島夫妻とうどんを食べたりなど。 今回の宿は、福島さんがドイツで予約してくれたAIR BandBの家。民泊です。外国人客向けの家で、京都の町家をそれらしく演出してありましたが、ユーティリティは全て欧米式だったりして、こういう空間に寝泊まりすることは最初で最後だろうと思いました。とっても面白かったです。 会期中ずっと平安神宮の周りを随分歩き回り、ようやく道を覚えた頃には去るというタイミングです。 交差する6日目 スペインから二日前に帰ったばかりという大学時代の友人が伊東からきてくれました。 定点で私の作品を見てくれている人がいる、それは本当にありがたいことです。 午後には浜松から長岡京市に引っ越して15年という古いママ友、大橋さんが来てくれました。 ずっと続けているんだね、と褒められました。 文化の日のこの日は、はじめの頃よりも日本人のお客さんが多いように感じました。 夜は中西さんのアトリエのある高槻市へ。 中西さんのアトリエがあまりにも片付いていて衝撃でした。 この会期中ずっと、中西さんと自分との違いについて感じたり考えたりしていました。作品について感覚についてetc でも、アトリエ訪問で文字通りの一目瞭然。どこが近くてどこが遠いのかがよくわかりました。良かったと思いました。 (とはいえ、佐藤可士和の『超整理術』をkindleで購入。 片付けてみたら私も変われるかしら。) この夜は高槻の温泉付きホテルでのんびりして息を吹き返しました。 交差する 最終日 高槻からは阪急と地下鉄を乗り継いで蹴上まで。 たくさんの観光の人達が南禅寺に向かって歩いています。 息子たちが京都に住んでいた頃は、私は観光客を内側からの眼差しで見ていたように思います。自分の家でもないくせに、息子が住んでいるというだけでそんな立ち位置でした。 でも今回は完全に外側の人として訪れています。だから、外国人の家族連れなどがバス停で立ち往生などしていると、自分自身のフランクフルトやベルリンやニューヨークなどの経験と重なって、彼らにとって京都はどんな都市に映っているのだろうと思ってしまいます。 法然院に少し早めに着き、特別公開中の本堂を見ました。 お庭も美しかったけれど、狩野光信の障壁画が見れたのは良かったです。 代表作ではないけれど重要文化財。父、永徳ほどの画力がないのに狩野家に生まれてしまった光信ってどんな絵師だったのだろう。この法然院の障壁画もまた、天才のなせる技とは言ってもらえない作品なのでしょうか。真面目で静かな筆致でした。 最終日の今日は、福島さんも中西さんもやがて会場に来て、それぞれの知り合いも大勢来て賑やかでした。 高杉悦男君が奥さんと息子さん連れて現れた!浜松から鈴木真弓さん、三重からは学生時代の山仲間伊島さん、そして大阪に住む三男とその彼女さん。みなさんよく来てくださいました。 丁寧に作品の説明ができたかは自信がないけれどとても嬉しいことでした。 今日も来場者は大勢で、盛会のうちに幕を閉じることができました。 本当にありがとうございました。 展示についての報告は次の記事で書いてゆきます。
by hisakoinui
| 2018-11-06 15:48
| 展覧会報告
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