京都でのブックアート展に参加します。
MEDIA SHOP gallery
2019年3月12日(火)?17日(日) 12:00‾19:00 (最終日は17:00まで)
〒604-8031 京都市中京区河原町通三条下る大黒山44VOXビル 1F
075-255-0783


THE LIBRARYというブックアート展は、 ART SPACE 主宰 足利市立美術館学芸員でもある篠原誠司さんのライフワークのような企画展で、私は2008年から時々参加させていただいています。
このLIBRARY展への参加がきっかけで、リトアニアでのアーティストブックトリエンナーレにも参加する機会を得ました。リトアニアのブック展は3回目の参加です。現在、イタリアのヴェルチェッリ という都市に巡回しています。

リトアニアのトリエンナーレに出したものと、今回の京都展の作品は姉妹作のようなものです。
ミドリという文具会社が作っている新書サイズのオフホワイトのノート176ページに、色鉛筆でドローイングし、言葉をそえています。
第1作の方では、ことばは描いているときにつかまえた刹那のことば、そのとき聞こえていたものを捉えたことばでしたが、今回京都に出す作品における言葉は、ドローイングとそれにまつわる私の感覚や感情や理論などを詩のように仕上げてあります。
一作目は言葉も色鉛筆の手書きでしたが、2作目は、言葉はすべてタイプアップし、出力したものをコラージュで構成しています。
自分としては今回の方が進化していると感じていますが、前作が手元にないのでなんとも言えません。
案外、前作の方が、軽やかな作品になっているのかもしれません。
楽しみでもあり、ちょっと恐ろしいかんじもします。
メールや郵便でお誘いを受けた企画展といっても出品料ありのアンデパンダンですから。
本というコンセプトをアートにするような作品もあれば、毎回いろいろです。
私のような、シンプルなページものもきっといくつかはあると思います。
本や言葉が好き、それが唯一の根拠で参加していますが、楽しみに搬入に向かおうと思っています。
どうぞよろしくお願いします。