くじドロキャラバンin 高知
初日
11時に藁工ミュージアムの松本さんが、宿までお迎えに来てくださり、荷物を積んで、ごはんや おねおねさんへ。

おねおねさんは、スローライフスローフードのやさしいお店でした。窓の外には川が流れていて、その窓辺の席にくじドロキルトを貼り出しました。
藁工ミュージアムのスタッフ島崎さんも待っていてくれ、三人で会場の設営。愛知県新城市の庭野小学校での作品15点もはりだしました。
そして、くじの箱の中には庭野小学校の子どもたちのことば。
みんなの絵とことばは高知まで来たんだよ~とあの子達に伝えたくなりました。
つなぐ、をいちばん感じているのは私なのかもしれません。
高知の松本さん、島崎さんが庭野小学校の作品とことばをまずはしっかりと受け止めてくれ嬉しかったです。
それから三人でおねおねさんの美味しいランチをいただきました。
考えてみれば、飲食のお店でくじドロをすること、初めてです。去年の、アートセンターでのくじドロ展では、カフェといっても、作品としてのものだったのですし。
こうしたお店にわざわざ足を運ぶ方はやはり、自然派志向のテイストの人たちでしたが、若い女子学生さんたちも、2グループ来店、声かけすると、それは楽しそうにくじを引き絵を描いてくださいました。みんな絵ごころあるなあの作品ばかり。

しばらくすると高知新聞の記者さんが取材に来てくださいました。
とても丁寧にくじドロのことを聞いてくれ、女子学生さんたちにもゆっくり取材し、撮影し、そして、くじを引いて絵をかいてくれました。
くじドロについて取材されたことは何度かありますが、回を重ねるごとに答える内容が膨らんで充実してきたのではないかと今日急に感じました。
きちんと応えられた、と思えるように上手に聞いてくださったのだと思います。
3時間はあっという間に過ぎました。しばらくこの壁に飾っておきたいと思いましたが、直ちに撤収。
この作品は、明日の須崎で展示します。
今回のくじドロキャラバンは、毎回、終了後直ちに作品を撤収し、次の会場で展示、つなぎつないだ最終形態をすさきまちかどギャラリーで数日間展示していただく予定です。
でも、松本さんが提案してくださったように、各会場に作品を数日間は残し、キャラバンがすべて終わったら、まとめて撤収、全体展示というのでもよかったのかもしれません。
でも、明日の須崎の人たちは、前の会場の作品を見て、つながる何かがあるかもしれません。
キャラバンのあいだに、このことについてもいろんな気づきがあるのでしょう。
丁寧にとどめておきたいことです。
明日の朝の須崎木曜市、どうか雨が降りませんように。
