ゆれるアイデンティティ 終了いたしました。
みなさま、ありがとうございました。
初日はまず、くじドロ会場をスタッフの方々にお任せしてオーストラリアからのゲストの方々のシンポジウムを聞きました。
ジャン・モロイさんはイミグレーションミュージアムのこと、アリス・プンさんはオーストラリアのエスニックマイノリティという存在について、ロビンス小依さんは、アメリカ人の夫と、二人の子どもとともに浜松で暮らしている日常から見えることについて。
つまり、移民とか、ナショナリティにまつわるアイデンティティのお話でした。
登壇者が英語で話して逐次通訳がつくというやり方だったので相互理解への限界はあったと思いますが、色々お聞きして、知らなかったことや、これまでそうと気付かずに失礼な言動をしてきたことをたくさん伝えていただきました。
そしてもちろん、そうね、日本は単一民族国家だから気づきにくいよね、となってはならず、翻って日本の多文化共生について考えて欲しいというのがこの企画の主旨。日本にも日本人でない方々がたくさんいる、そのことをともすれば忘れがちな毎日でした。
それに、日本にもやがてたくさんの外国の方々が働きにやってくる、そのことははっきりと予測されているのに、そのための準備は十分ではないという現実があります。
そうしたことも考えられて面白い企画でした。
続く、くじびきドローイングでの私のトークでは、そうしたナショナリティのアイデンティティのことではなく、くじびきドローイングが伝えてくれるアイデンティティの話をしました。
まとめて書こうと思っていましたが、今日はここまでにします。