初めて奄美大島を旅してきました。
BankARTスクールに参加していたご縁から、今福龍太さんの奄美自由大学に参加させていただきました。
奄美の聖地巡礼。
奄美自由大学はもう19回を数えるそうですが今回は奄美大島だけでなく、裏奄美、喜界島に行くという旅程でした。
撮ってきた画像を交えながら、奄美日記を綴っていきます。
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11月17日 成田発ピーチ航空奄美大島行きに乗りました。浜松から成田はちょっと遠いです。
ピーチ航空に初めて乗りました。クレジットカードそしてスマホかパソコンがない人は利用できないんだなと思いました。
さて奄美空港現地集合の自由大学。
知り合いは一人もいなそうだし、ツアーとも一人旅とも違うワクワクと緊張がありました。
空港では濱田さんほか、東京外国語大学の学生さんらがで迎えてくださって、総勢25名余の今回の自由大学、ゆるりとツアーは始まりました。
レンタカーに分乗して最初に出かけたのは、風葬の跡地。




亡くなった人は、そのままその亡骸をここに置かれ、歳月を経て、改葬をするという。つまり屍体が朽ち果てて白骨になったら改めて弔うという風習があってその跡地です。
明治政府がそれは衛生上よろしくないと言い、その後は土葬。
しかし土葬後、数年を経て、それ掘り返し、骨を洗って改葬する、ということが行われていたそうです。
この、土葬後のことは、島尾ミホが美しい文章で綴っています。
私たちとは全く違う死生観があるのだと強く思いました。
ベネチアビエンナーレで金獅子賞をとったアブラモビッチの作品、血まみれになって牛骨を洗い磨き続けるパフォーマンスを思い出しました。
ユーゴスラビアの彼女に、奄美に通じる感覚があるのか。
まだ奄美について1時間かそこらなのにそんなことまで考えました。