奄美日記の続きを書いていたのに、テキストが全て消失しました、とても残念です。
記憶を頼りに頑張って再生。
時系列は諦めて、心に残ったところをランダムに書いていきます。
芦花部の大島紬の小さな工場を訪れました。
自由大学の皆さんと少しだけ早めにお別れして、奄美空港でレンタカーをして、ひとりで旅を続けてみました。
それまでは、みなさんに付いて歩いていただけの旅。
もちろん、それも相当な内容でしたが、やはり旅の本懐は一人旅。心細いし怖い、でも、だからこその醍醐味があります。
芦花部集落のことは今福先生に勧めていただいて回りました。
着物がとても好きなので、大島紬は見たいと思いましたが、そうした観光地ではなく、ここは地元のおばあさんたちの働く紬工場。
最盛期のような賑わいは今はないそうです。
大島紬が高級すぎるからなのか、着物人口が減っているせいなのか、そのことはわかりませんでした。
でも、島の女たちの手仕事が、あの美しい紬を織り、島の経済をも支えて来たのだと思うと、この工場に立ったこと自体が感慨深く思われました。