新年明けましておめでとうございます。
あっという間に2020年も7日となりました。更新が間遠になっておりますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2019年は、幾つものくじびきドローイング、あいちトリエンナーレのこと、それから、たくさんの旅、などいろいろなことがありましたが、私の中で一番大きかったのは、もしかしたら水泳かもしれません。
これまでも、スポーツジムに行けば、筋トレの後は水着に着替えて泳ぐというパターンではあったのですが、3月に、マスターズスイミングという、ジムの中の水泳教室に入れていただいたのを境に水泳のスイッチが入ってしまいました。
人に何かを教わるということは本当に新鮮で楽しく、気づけば、週に3日も4日も、ジムのプールに通っていた2019年です。
誕生日に4泳法50メートル以上泳げるカラダを自分にプレゼントすると決めて、7月、それが実現できました。
それからは、ターンができるようになったり、500メートル以上泳げるようになったりと、自分を更新していく楽しさでいっぱいでした。
そして、これは自分でも驚いたことですが、日々のドローイングが変わってきました。
もとより2019年は、自分の表現について、いろいろ考えていたのですが
ぐるぐるとずっと同じ池の周りを回っているような閉塞感と焦り、もどかしさから、このままではダメだと思いつめてもいました。
今、ドローイングは、広がってきたように思います。
サイズが変わり、素材が変わり、向き合い方が変わり、線の質が変わり、やわらかく膨らんでいます。
それが水泳の恩恵かどうかはわかりませんが、シンプルに生きることの楽しさを実感できる水のなかであり、紙の上です。
2020年は、この延長で、自分を拡張させていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。