4月9日
ゆっくり朝ごはんを食べてからクルマでひとり藤枝へ。
姉の月に一度の通院付き添いの予定がありましたが、病院の待合スペースで二時間、姉の担当職員さんとずっと過ごすのはやめたほうがいいと判断して昨日のうちに連絡しました。姉の施設は2月から面会できなくなっています。通院の時だけ本人と担当さんが一緒に外に出られますが職員さんたちも気を使っています。
弱き人たちはこのように社会の片隅でひっそりと息をこらして過ごしています。
途中お団子を買うべく袋井の法多山に立ち寄ったところで職場の同僚と上司から続けて電話。
休校中の課題のことでした。昨日準備しておいてよかった。
法多山のお団子は厄除けなので、藤枝の友達の分も買って彼女の家に10分くらい立ち寄った。マスク、ソーシャルディスタンス、戸外、という会いかた。
毎日いつも二つの思いが交錯します。
静岡県の感染者はまだ多くなくクラスターも追えているらしいのだから大丈夫気にしすぎなくても、というものと、何を信じるかということから疑うべきだ最大限で最悪のことをいつも考えろ、というものと。
それは他者に会ったりラインでやりとりしたりする時などに感じる温度差ということにも通じます。
こんな会い方でも誰かと話すのは楽しいことでした。
それから母のところへ。
ヘルパーさんがお昼の事を済ませて帰ろうとしているところでした。
小規模多機能型居宅サービスというサービスを母は受けています。
これは厚労省が高齢者を施設に入れずになるべく自宅でみるようにするために最近考えたものでまだ始まって2年くらいでしょうか。
介護保険でマックス支払って、その中でデイサービスやヘルパーさんの訪問を受ける形。
従来のものだとデイサービス週に何回家事支援の種類別で何回など積み上げてはいこれだけかかりますというやり方でしたが、これは、利用の回数が少ない人も多い人も全員上限まで払い、小さい集団で同じ介護職の人がデイも訪問も行いやれる事をみんなで回していくという形です。
想定されているのは、高齢者と同居している家族が仕事などで多忙で夜しかいられないとか深夜まで仕事があったりするからたまには高齢者を宿泊で見てもらいたいといった家庭。
母の場合は一人暮らしですが、どうしても自分の家に住み続けたいという希望が強く、グループホームは言わずもがな、私の家に住むのも考えられないというので、30人サイズの利用者で生活全般を見てもらえるこのサービスを受けています。
デイサービス週に三回、ヘルパーさんの家事支援が一日3回、手厚く見ていただいていると思っています。
それでも介護度はもう3になっていて、夕方、母をひとりおいて浜松に戻るときは、大丈夫かなあといつも心配になります。